~ジョン・ラッテンベリー④~

ジョン・ラッテンンベリー 美しい自然との対話 画伯の目に映るのは、うっそうとした深い森の中で光の差す方を懸命に目指して伸びようとする木々の姿や、最後の命を燃やし尽くす紅葉。厳しい冬を耐え、春の訪れに歓喜し謳うように咲く花の色を捉え、そこにある真理、普遍的な美の存在を、感動のうちに描きあげてゆく。キャンパスに描かれた大いなる風景の中には、その山肌に暮らすヤマリスの親子のこと、ひとすじの…

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~ジョン・ラッテンベリー③~

ジョン・ラッテンンベリー オリジナリティーの確立 社会に出たジョン・ラッテンベリー画伯は、自らの技術を高めるためにも、色々なクリエイティブな職業就き、研究を重ねていった。19歳の頃には雑誌や広告に使う写真をエアーブラシで加工・編集する会社に、20代の頃は印刷に携わる会社でプレートメイキング(*1)、プルーイング(*2)、カメラワークなどを担当。その後、コンピューターグラフィックの専門…

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~ジョン・ラッテンベリー②~

ジョン・ラッテンンベリー 美しい自然との対話 ジョン・ラッテンベリー画伯は13歳の頃には動物と風景画を油彩で描きはじめ、当時の美術講師にメディアの使い方などを熱心に学び、絵の世界の奥深さを感じ益々興味を持って行った。油彩以外にも水彩、チョーク、スクラッチボード、彫刻といったメディアにも挑戦し、自分に最も合っているのはアクリル技法であると、徐々にスタイルを確立する。学生時代から数々の賞…

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